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オーナーの負担を軽減してくれる賃貸管理会社を選ぶ際、手数料がいくらかということは賃貸経営を行う上での重要な判断材料になります。管理手数料の相場や安さだけで選ばないほうがいい理由について説明します。
賃貸管理にかかる手数料は、「家賃×〇%」で算出されるのが一般的です。
相場としては、5%程度(+消費税)といわれていますが、3%、または8%を超える手数料を設定している会社もあります。
また、基本的な手数料を安く設定し、サービスごとに料金を加算するシステムを採用しているところも。
手数料が高いからといって一概にサービス内容が充実しているとはいえないため、低料金でサービス内容や保証項目などが多い会社を選ぶ必要があるでしょう。
参照元:イエカレ(https://plus-search.com/property_management/knowledges/column.php?entry=349)
一口に賃貸管理といっても、清掃やごみ置き場の監視や整理整頓、建物や設備の保守点検のほか、契約手続きや退去時の対応代行、証明書代理発行やクレーム対応など、サービス内容は多岐にわたるもの。
管理手数料が安すぎる場合は委託できる管理内容が少なく、オーナーの負担が大きくなるだけでなく入居者のクレームも多くなるでしょう。
一方、さまざまなサポートに対応しているものの、別途システム手数料やオプション料金が必要となることもあるため注意が必要です。
管理手数料には会社によって幅がありますが、一般的に家賃の5%程度に設定されていれば、サービス内容に満足できるといえるでしょう。
入居者募集や審査、契約手続きや更新、家賃回収や督促、退去時の対応など、ほとんどの業務は代行が可能。
しかし、中には同じ5%程度の手数料で滞納保証や緊急時・クレームへの対応、証明書の代理発行などにも対応してくれる賃貸管理会社もあります。
手数料だけでなく、サービス・保証内容の充実度をチェックして選ぶようにしましょう。
管理手数料はオーナーの資金計画や収益に大きく影響するものであるため、賃貸管理会社を選ぶ際の重要な条件となります。
一般的な家賃相場を理解したうえで、サービスや保証内容が充実している会社を選ぶようにしましょう。
サービス 評価点数 |
未納賃料 保証 |
緊急時対応 | クレーム対応 | 退去時の 立会い |
証明書の 代理発行 |
リフォーム 対応 |
周囲の清掃 | 建物補修 | |
ルーミーズ |
6/8点 | ![]() |
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ユニホー |
6/8点 | - | ![]() |
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ヒューマンネット |
5/8点 | - | ![]() |
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日商ベックス |
5/8点 | - | ![]() |
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アブレイズパートナーズ |
5/8点 | - | ![]() |
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※選定基準:Googleにて「足立区 賃貸管理」と検索し、上位10P以内に表示された49社が調査対象(2023年7月28日時点)。その中から以下の8つの項目のうち、5つ以上を満たす管理会社
「自社で未納賃料の保証をしているか」「自社でクレーム対応をしているか」「24時間緊急時対応しているか」「自社で退去時の立会いを実施しているか」「証明書の代理発行をしているか」「リフォームへの取り組みがあるか」「住居周囲の清掃をしているか」「建物補修をしているか」